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ハロ☆プロ パーティ〜!2006 〜後藤真希 キャプテン公演〜統括

昨日千秋楽を迎えた2006年春のハロプロパーティー。
全49公演ということで4月から6月までの毎週土日、出演者の怪我や病気などもステージに影響があるようなことはなく無事に終えました。
今回はこのハロプロパーティーに対していろいろ感じたことを思いつく点から指先の赴くままにキーボードを叩きたいと思う。
その前に自分がどの公演を見に行ったか記しておきます。



4/8 (土)パルテノン多摩    昼夜
4/29(土)よこすか芸術劇場   昼夜
4/30(日)八王子市民会館    昼夜
5/21(日)宇都宮市文化会館   昼夜
6/17(土)岐阜市民会館     昼夜
6/25(日)福岡サンパレスホール 昼夜


全部で12公演か。1ツアーで12公演ってのは自分の中で最多参戦数だったりします。
去年の娘。春コンだって6公演しか行ってないですからね。
ちなみにそれまでの最多参戦数は2003年の「江戸っ娘。忠臣蔵」の10公演です(ミュージカルかよっ!
つねちゃん大好っきだったからなぁ・・・音三郎には今でも嫉妬してるよ(何
ちなみに「リボンの騎士」はこれを上回るかもしれません(更何


ってどーでもいい話は置いといて(ノ∀`)
えーと、そうそうハロパの話でしたね。


何から書こうか・・・
とりあえずこの公演は当初は後藤真希美勇伝、Wの3組でツアーを回るということでモーニング娘。黄金期(自分の中では)のメンバー4人が集まるということで一体どんな楽しいステージが見られるのかと期待に胸を膨らませた記憶がある。
しかしながらご存知の通りWの加護ちゃんが謹慎処分ということで、本来構成されるはずであっただろう本来のハロプロパーティーはその形を大きく変えさせられたと自分は思っている。
ただ”変えさせられた”と言ってもそれが良く変わったのか、悪く変わったのかはわからない。
単に物事を
( ^▽^)<ポジティブ
に捉えるか
( T▽T)<ネガティブ
に捉えるかどうかの問題である。
自分はどちらかというと・・・残念なことにネガティブになってしまいます。
まぁその点については後述するとして。


では今回のハロプロパーティーはどういう内容だったのか?
構成としては後藤真希キャプテン以外のメンバーはほぼ均等にステージに姿を現して歌ってくれたということでその点については別に不満はないです。
というか、そこで歌う曲数に差が出てしまっては面白くないですよね。あくまでも5人のステージですから。
しかし、歌う曲に差がありすぎた。
セットリスト


ここからは”カラオケコン否定派”の意見になってしまうことを認識した上で読んでいただきたいのですが・・・


やはり持ち歌(ユニット曲含む)をもう少し歌って欲しかったなと。
キャプテン後藤さんはソロの分も含め全22曲中18曲を歌い、18曲中持ち歌は12曲。
梨華ちゃんは14曲歌い、持ち歌は半分の7曲。
三好ちゃん、岡田ちゃんは14曲歌い持ち歌は3曲。
辻ちゃんは14曲歌い、持ち歌は3曲。
誰の持ち歌でもないただのカラオケと化したのが5曲。

9.オンナ、哀しい、オトナ/後藤、石川、岡田
11.ドッキドキ!LOVEメール/辻希美
12.涙が止まらない放課後/辻、後藤
13.大阪 恋の歌/後藤、三好、岡田
22.遠慮はなしよ!(辻、美勇伝、後藤)


美勇伝三好ちゃん、岡田ちゃんが3曲しか持ち歌がないってのはイコール美勇伝の曲が3曲しかないということがそもそもの原因。
ここでまず第一の批判とでも言いましょうか、やはり美勇伝としての曲が3曲ってのはどう考えても少なすぎる。
しかしもっと酷いのは辻ちゃんの方だ。
持ち歌がこの3曲しかなかったのだから。

14.恋ING/後藤、辻、石川
16.愛の園〜Touch My Heart!〜/辻、美勇伝
25.I WISH


なんでこうなっちゃうんでしょうかね。
そりゃ確かに前述した”加護ちゃん謹慎処分”の影響で確実にWの曲を自ら封印したのは明らかですから仕方ないところはあると思います。
また本人の希望で歌いたい曲を歌ったってのも少なからずあると思います(推測)
でも、それにしても持ち歌3曲は少なすぎじゃないか?美勇伝の二人と違ってもっとたくさん自分の歌はあるだろうに。
っていうかぶっちゃけミニモニ。の曲とかすっげー期待してたから個人的に本当に無念なんですよね。
確かにミニモニ。加護ちゃんの影があるのかもしれないけど既に休止したユニットだし、歌ったっていいような曲たくさんあると思うんですよね。


梨華ちゃんに関しては半分が持ち歌だったのでそこは救われた思いです。
ただこうやって見るとどうしても・・・キャプテン中心なんだなってことになるわけで。
そうなってくるとこの公式サイトでの

ゲスト:辻希美/美勇伝

という表記があったのは実は本気でそういうつもりでやってたんじゃないかと更にネガティブに思わされる出来事でした。(現在は修正されてます)



ではセットリスト全体で考えるとどうか?
多分ね、この5人のことを好きな人じゃないと何度も見に来たいと思うような内容では無かったと思います。
正直自分も当初は多摩とよこすかしか行く予定無かったですから(笑)
で、自分の場合どうして増えていったかと言うと・・・段々曲間のMCが面白くなっていったことも理由のひとつですが、最大の要因はやはり”そこに梨華ちゃんがいるから”なのです。
なんだかんだ言ってもやっぱり自分は梨華ちゃんが大好きで、梨華ちゃんの笑顔が見たくて日々ハロプロを応援しているわけで。
もし梨華ちゃんがいなかったらわざわざ福岡まで遠征とかしないですよ。近くの松浦さんのコンサート見に行ってますよ(ノ∀`)
そういう意味では改めて自分にとって”石川梨華”の存在は大きいなと実感したりもしました。


と、話が逸れましたね。セットリストの話。
まぁ繰り返しになりますがどうしてもカラオケ色が強い感じは拭いきれない。
かろうじてそんなでも無いと思えるのは単にごっちんが持ち歌を半分以上歌ってるからであって。
それで納得できる人は繰り返し見に行っただろうし、納得できない人は一回見て終了だったんじゃないかな。
ちなみに自分はどこをどう納得したかと言えば答えは簡単。
ハロプロパーティーだから”である。
昨年の松浦亜弥キャプテン公演を見てないので”ハロプロパーティー”そのものがどういうものかという認識がほとんど無い状態で多摩の初日を見て、自分の中で「まぁこんなもんだろうな」とそこで納得してしまったんですよね。だから繰り返し見に行くことが出来た。割り切った上で。
出演者の中に嫌いなメンバーがいるわけでもない。むしろ好きな組み合わせですしね。

加護ちゃんが居ればもっと良かったってのは言わない約束。そういうことにしとこう。
あ、でも加護ちゃんがいて同じセットリストだったらダメダメですけどね。アリエナイ。


また逸れたな。
そうそう、繰り返し見に行く人と1回しか行かない人、それぞれいろんな思いがあるのですが果たして1回しか見に来ない人はこのコンサートに対してどういう印象を持つのだろうか?というところが実は気になってました。
楽しいと思えるのかどうか。
むしろたった1回の公演で演者はお客さんの心を掴むことが出来るのか?
初めて見に来る人にも心から”楽しかった”と思ってもらえる公演なのかどうか?


そうやって客観的に考えると・・・やっぱりちょっと今回のセットリストはアリかナシかと言えばナシ。
その基準はファンじゃない、一般の人に自信を持って「このコンサート楽しいよ!」って勧められるかどうか。
その基準を満たすのにカラオケはメジャーな曲ならばプラスに転じるのですが、マイナーな曲だとマイナスだと思うのです。
例えば某ジャ○ーズ系のコンサでは昔のヒット曲を今の若手がライブで歌ったりしますが、あれなら初めて見に行く人も「あ、この曲知ってる!」っていうだけで楽しめるわけです。
しかし悲しいかな、今回のハロパでは

22.遠慮はなしよ!(辻、美勇伝、後藤)

なんてマイナーな曲が誰の持ち歌でもないのにやたら盛り上がっちゃって楽しかったりしちゃうんです。ファンだけが。
いや、もしかしたらファンじゃない人が見ても楽しいと思ってもらえてたかもしれない。
むしろいろんな曲をやってくれて飽きずに楽しんでもらえたかもしれない。
そういう前向きな思考を維持できれば良いのですが・・・


しかし現実はやはりそういうわけでもないのです。
私の知り合いのバギーさん曰く。

夜公演をすっ飛ばして帰ってきました。酷い公演だったとかではないんですが昼公演を観たときに凄く居心地が悪かった。
(中略)
初めて公演を観る自分が蚊帳の外だったんですよね。


・・・やっぱりね、これじゃダメなんですよ。
確かにコンサートとかライブとか、演者と観客が一体になってその空間を作り上げて楽しむのが一番望ましい形なのですが、今のハロプロってどうしてもコアなファンしか相手にしてないんじゃないか?って思ってしまう悪い例です。
今更一般層をターゲットにしようと思っても売り込む側がまずその気が無いですから、いくら自分たちファンが”美勇伝イイよ!””ハロプロ楽しいよ!”ってファンじゃない人に言っても効果が無いような気がする。
むしろどんどん閉鎖的になっていっているようで。
だから例えば年末にMステスーパーライブに今のモーニング娘。が出ても浮いた存在に見えてしまったり。
そして閉鎖的故にファンもある意味特殊な人種と勘違いされてるんじゃないかと思ったり。


それを代弁していたのが先日の「新堂本兄弟」。
光一君がOADしたりしてね。あれのせいでハロプロファンってのはみんなあれやるのか?とか思われてないかと思うとすごくやるせない。
つくづく裏がクロアチア戦で良かったと思ってます。
まぁあの番組についてちゃんとした感想書いてなかったからここでついでに書きますけど、石川梨華という存在をアピールするには100点満点の放送だったと思います。
が、それと同時に「石川梨華のファンはあれが普通なの?」っていうイメージが付いてしまったのではないかという危惧を抱く。


にも関わらず・・・福岡の昼公演前に駐車場でロマモーかけてバカやってる連中がいましたね。
そしていぬいぬさんが問題提起しているヲタ芸の存在・・・
ヲタ芸をやっている人たちって、℃-uteの将来を考えている人たちなの?
ヲタ芸をやっている人たちって、℃-uteの将来を考えている人たちなの?(その2)


今更な気もしますが、やはり今のハロプロが閉鎖的になっていってるように感じてしまうのはハロプロ側にも責任はあるが、ファン側も同罪であると思うのです。
自分たちさえ楽しければいい。そういう考えが悪いとは言わないが良いと言うことは絶対にない。
もちろんこんなことを書いてる自分の言ってることが100%正しいとは言わない。
けれども路上でヲタ芸する人たちと自分が”同じファン”と思われるのは心外の至りである。



・・・すっげー話が逸れてる(;´Д`)


話をハロパの話に戻したいのだがちょっと方向性が変わってしまった&さすがに寝る時間なので明日またいろいろ書きます。