t-fc8のブログ(梨in華rnationの移転先)

はてなダイアリーの梨in華rnationから移行しただけのブログです。今後の更新はここでは行いません。

リボンの騎士 ザ・ミュージカル 総括

http://www.ribbonnokishi.com/index.html


昨日27日をもって約1ヶ月、40公演が全て終わりました。
レビューの詳細とか最後のカーテンコールにおける挨拶等は他のサイト、ブログに任せるとして(何


率直な感想を先に述べると今までで一番「最高」のミュージカルで、内容も誰に見せても恥ずかしくない素晴らしいものでした。
もちろん製作段階で手塚治虫宝塚歌劇とタッグを組むとわかっていたわけですからそれなりにキチンとしたものでなくてはならないだろうという期待がありました。
そしてそれは見事に期待に応えてくれる内容でした。
これはおそらく見に行ったハロプロファン全員がそう感じたのではないかと思ってます。
もちろんたくさん見に行けば他にもっとこうしたら良かったのではないか?と思うところも多少はありますけど完成度が高い作品でしたからそこまで気にすることもないかなと。
早くもDVDになって発売されるのが待ち遠しいです。


そんなわけで・・・


出演したメンバー、箙さん、マルシアさん、選手のみなさん、バンドのみなさん、そして木村さんを始め製作に関わった全ての方、そして故・手塚治虫さんに素晴らしい舞台を作って頂いたことに心から感謝。
本当にみんなありがとう&お疲れ様でしたの気持ちでいっぱいです。




さて、ではここからは・・・今回のミュージカルの劇中で歌われた全曲の感想&その名場面について思い出せる限りいろんなことを書き連ねようと思います。
基本は梨華ヲタ視点だということを忘れないようお願いします(笑)



第1幕


第1場 天上界
M1「Mystery of Life」
このミュージカルのメインテーマ曲ですね。
これからどんな物語が始まるのだろう?という期待感に溢れるオープニングにわくわくした初回観劇のことを思い出します。
ここではサファイア役の愛ちゃんを除く娘。メンバー全員と梨華ちゃんが登場。なっち、あややが出る時は梨華ちゃんと一緒にセンターで歌っていました。
個人的には真ん中の人ばっかり見てましたが周りのメンバーと比べてみてもやっぱり梨華ちゃんの動きは他の誰よりも大きく躍動感に溢れてました。
そして何よりもモーニング娘。のメンバーと一緒に歌って踊っている姿から本当に楽しみながらこのミュージカルに臨んでいるんだなということも感じました。


M2「ため息BG(M1 Mystery of Life)」
ここはBGMが流れる中いろいろと会話が進む場面なのですが・・・
会話の中に


∬ ´▽`)<1400年待ってるうちに空気も汚くなっちゃったし
ノノ*^ー^)<今に地球住めなくなっちゃうよ


とあるのですが何気に環境問題にも触れてるんだなって感じたのは自分だけでしょうか?
あと


( ・e・)<そしたらあたし、月に住もうかな
从*・ 。.・)<月?うさちゃんピース


この場面からハロプロファンの心をくすぐる演出もあるんだなということで完全にガチな、硬い感じのミュージカルでもないことに安心感も得られました。
冒頭のこれだけのシーンでかなり木村氏はハロプロファンの心を掴んだのではないでしょうか。


M3「魂」
ここは単によっすぃーが神様から盗んできた魂を取り出す時の効果音的なもの。
こういった場面にいちいち音楽を入れるあたりがアニメ「リボンの騎士」のテイストなのかもしれませんね。


M4「GOD」
遅れて来た愛ちゃんに盗んだ魂を飲ませた直後に神様が登場するシーン。
箙さんの声量に驚きを隠せない&その歌声に鳥肌が立ったのを今でも覚えてます。
また歌詞の内容も悪い子供になったらおしおきするぞ!という小さい子供にもわかりやすい内容でお子さんを連れて見に来た方には良い教育効果も得られます(ホントかよw
ちなみにここでは推しメンバーがおしゃぶりを咥える姿を真正面で見ることが出来るとそれだけで嬉しいシーンでもあります(笑)みんな可愛かったよね(´∀`)



第2場 宮殿の奥庭


M5「ブーケ」
ここではサファイアと王妃の、母と娘の仲が良いところをふんだんに演出されていました。
花を摘んできたサファイア姫がお妃様と一緒にブーケを作るという場面ですがここでの姫としての愛ちゃんの衣装がすっごい綺麗なんですよね。
歌は愛ちゃんとマルシアさんの二人でのかけあいで歌われるのですが、これがまたいい曲なんですよ。
何でこれがCDに収録されてないのか意味わかんない。


M6「王と王妃(M5より)」
ここではサファイアを女の子にも拘わらず男として育てなくてはいけない苦悩が歌われます。
ここでもマルシアさんの声量にまた驚かされましたね。


M7「サファイアの出」
嘆く母に対して


川*’ー’)<はい!母上!


と元気良く返事して王子としてその場に現れる時のサファイアのテーマ。
その音楽も王子としての気品に溢れる曲で今までの暗い感じが一気に晴れやかになる。
今まで女の子だったサファイアが男の子として現われ、その口調の違いに愛ちゃんの役作りがしっかり出来ているところに感心。


M8「大臣の出(M5より)」
王や王妃がいなくなった庭でナイロンが大臣を呼ぶ時に流れるテーマ。
毎回この曲に合わせて大臣役のよっすぃー


(0^〜^)<音楽に合わせてみた


と、いろいろポーズを変えるところも楽しみでした(笑)
ミニモニ。だったりHGだったりけっこういろんなカッコしたんじゃないですかね(ノ∀`)


M9「記憶力」
ここでは大臣の息子が自分の記憶力の良さをアピールするために歌うのですが、それに続いてナイロンが自分の宣伝、そして大臣がその二人をさっさと袖に引っ込めるために戻ってきて歌うという見てない人にはわけがわからない場面(苦笑)
小春のソロ→マコのソロ→よっすぃーのソロと続くのですがこの曲は後半が早口になる関係で当初はみんな歌が安定せず難しいところでしたが千秋楽ではみんななんとか早口でもその後の高音部とかちゃんと歌えていたので良かったです。
ちなみに小春とマコはソロで歌うのはここだけなのでそれがちょっと残念。
ちなみに小春がここでグッズのうちわを宣伝するのですが娘。と美勇伝しか宣伝せず、特別出演のある日にアドリブをきかせてくれたらもっと良かったのになとも思います(笑)


リo´ゥ`リ<あ、美勇伝あややのうちわもあります!


みたいな。



第3場 宮殿の廊下
M10「フララフラ」
この曲も今回のミュージカルの中ですっごく好きな曲です。
歌いだしの垣さんの声量に感動し、またみんなの扇子捌きにも注目。
千秋楽では亀井さんだけがどうも扇子の開き方が中途半端でそこだけが残念(^^;)
そして淑女としてのメンバー全員がとにかく可愛い(笑)
とくにみーよ。前にも書いたけどショートじゃない髪形の三好ちゃんがあそこまでキャワスに見えるとは思ってなかった。
ダンスはさゆが一番手先指先までピンと伸ばして踊っていてカッコ良かった。
さすが梨華ちゃんの流れを汲んでるメンバーだけのことはあると思った記念の瞬間。
しかし、一番の淑女は何と言っても特別出演がある日の梨華ちゃん淑女です(笑)
6人の淑女はわりとみんな同一視できるのですが梨華ちゃんが真ん中にくるだけでその存在感が圧倒的で、他の淑女が霞んでしまいます(^^;)
歌もあんなですからノリノリですし衣装もハマっててとにかく可愛い。
今でも淑女姿の公式生写真を欲っしています(笑)
残念なのは淑女役もやるはずだった辻ちゃん淑女が見られなかったこと。これは本当に残念無念。


M11「フララフラ(サファイア)」
これはサファイア王子が女の子になりたいと嘆くところですね。


川*’ー’)<みんなは美しく咲く花だ。僕は蝶のようにその周りを羨ましげに飛ぶだけなんだ・・・


しかしその後王妃に女として踊りに行くことを許されるのですがそこでのセリフは姿は王子でも口調は完全に女の子になっていました。
ここでもその男と女の使い分けをする愛ちゃんに感心。
ちなみに


川*’ー’)<どうしても気持ちを抑えられない!!!


のセリフは初めの頃は男声でしたが後半の公演では女声でしたね。いつ頃から変わったんだろ。



第4場 町の広場
M12「フランツ王子の出」
フランツ王子登場の音楽。
流れた瞬間からフランツ王子クル━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!って感じでテンションが上がります(笑)


( ^▽^)<しまった!これほどまで顔を知られてるとは思わなかった!


毎度毎度見ながらニヤニヤしてました、自分(^^;)


M13「おいかけっこ(フララフラ)」
前半は淑女達から逃げるフランツ、後半は観念して適当に踊って逃げるフランツ(笑)
見てて良かったのは後半に淑女達が右手を上げて全員コマのように回るシーンがあるんですけどあそこがここのダンスシーンで一番好きかな。一緒に回りたくなりますもの(笑)


从 ´ ヮ`)<意地でも一緒に踊るけんね〜!


ちなみにこのセリフは台本にも(博多弁)って書いてありますね。


M14「デュエット(あなたに会いたい)」
ここでは亜麻色の髪の乙女がフランツ王子と踊るシーンですが始めの頃ちょっとぎこちなく感じたダンスも後半は慣れたもので息を合わせて踊る二人にちょっと嫉妬しましたw
その後淑女達が


ノノ*^ー^)<そういう時漫画だとハンカチ噛むんだよね
从 ´ ヮ`)<キー!悔しーい!引っ掻いてやるー!


という名場面を演じるのも良かった。
実際漫画の世界でしかやらないようなことをこの舞台でやってくれたのも原作が漫画だからなのですが、それがかえって新鮮に映り、なんてことないシーンなんですけどすっごい印象に残るコミカルなシーンでした。
あとたまに


川 ´^`)<待ちやがれー!


とか言ってる時あったよね(笑)普通に面白かった(笑)


M16「ソロ(Mystery of Life)」
フランツ王子がソロで歌うのですけどここで梨華フランツの真価が問われました。


( ^▽^)<必ず辿りつく〜君の元へと〜


実際は男声というか低い声で歌うのですが、それが功を奏して低い声=よりお腹から声を出せるので普段より安定した歌声になるんですよね。
これでもまだ梨華ちゃんの歌が下手とかいう人はいつまでもそう言ってて下さい。
個人的には言いたい人には言わせておけばいいと思う人間なのでそういう人に文句とか言う気もないです。
わかる人だけわかればいい。


M17「エンディング(フララフラ)」
サファイア王子にフランツ殿下を連れて行かれるところを見て淑女達が嘆くところですね。
ここは特に特筆することはないかな。
ガックシとうな垂れる淑女よりも捌けて行く王子たちの方ばかり見てたからかなぁ(^^;)



第5場 宮殿の廊下
M18「陰謀のBG」
場面が変わってここでは大臣とナイロンが悪巧みをするシーン。
BGMのみなので特筆することは無いシーンですかね。


∬ ´▽`)<毒・・・ですか!?


このセリフがちょっとお気に入りでした。


M19「首ふり」


リo´ゥ`リ<今毒って言った?
リo´ゥ`リ<悪いこと企んでない?


この問いに大臣とナイロンが無言で首を振る時の効果音ですね。
ここもアニメっぽい感じですが音があることでどう舞台が進行してるのかが実はわかりやすいのです。



第6場 宮殿
M20「KING(M4 GODより)」


(王・∀・)<平和の証として祝砲を撃て!


ということでここでは剣の試合を行うために王様とフランツ王子がスピーチする場面。
まぁここは特に無いかなぁ。


M21「試合」
4人の選手が剣の試合を行うのですが決勝試合は剣の試合ではない件について(笑)
ここでは歌はありませんので試合の様子を見ていろんな表情を見せる全員の表情ひとつひとつを見て楽しむところですね。
しかしこういうところでは自分はいつもどこを見ていいかわからなくなって結局フランツばかり見ることになってました(ノ∀`)


M22「試合(二人の王子)」
ここでいよいよ大臣の策略により戦うことになるサファイアとフランツ。そのBGMですね。
実はここでナイロンが二人に剣を渡すのですが、台本を見るとフランツに渡す剣は一度床に落とすことになってるんですよね。
でも実際は剣を落とすことなく二人に渡すのですが・・・台本の段階ではどういう意味が込められていたのでしょうか。
毒の仕込まれた剣を渡すナイロンの心の葛藤なのか、それとも・・・?
そして殺陣のシーンですが初めにサファイアの剣をジャンプでかわすフランツがちょっとカッコイイ。
サファイアは左から3回ほど体を回転させながら切りつけるところが見せ場かな。
最後にフランツの剣が閃光と共に手元から玉座に飛んで行くシーンはちょっとビックリしました。
2回目以降の観劇では試合前から玉座の背もたれが気になってしまうのが難点です(笑)


M23「王の死」
玉座に飛んだフランツの剣が王の頬をかすめ、王が立ち上がり


(王´Д`)<かすり傷にうろたえるなっ・・・試合を続けろ・・試合を・・・続け・・・


そう言って毒に倒れる王。
駆け寄る者を制止して王の脈をとるナイロン。


∬ ´▽`)<王は亡くなられた!
(0^〜^)<これを見ろ!


そう言って歌い始める大臣。


(0^〜^)<フランツ殿下を捕まえろ!試合にみせかけサファイア王子を殺そうとしたのだ!
( ^▽^)<何を言う!私がいつどうやって毒を塗ったぁ!


ここで近衛兵のみーよと唯ちゃんに取り押さえられる梨華フランツの悔しげな表情がまたいいんですよ。
最後は怒りの余り床に拳を叩きつけたりしてね。
あとは・・・ここでは大臣役のよっすぃーの歌の出来の良し悪しが毎回気になりました。


(0^〜^)<我々は騙され〜た〜!


のところでけっこう声が裏返っちゃうことが多かったんですよね。
千秋楽ではそんなこともなくしっかり歌えてましたけど高音に弱い印象を受けてしまいました。



第7場 牢獄
M24「あなたに会いたい」
牢獄に入れられたフランツ王子が亜麻色の髪の乙女を想って歌うシーン。


( ^▽^)<罪はお前達にある!その罪を償わせるためなら私は死んでも構わないっ!


そう言って逃がしに来たサファイアを追い返すフランツ。男らしくてカッコイイんだなこれがまた。


( ^▽^)<死〜ぬのは〜怖くない〜怖いのは〜あなたと〜二度と会えない〜こと〜


ここで梨華ちゃんは目に一杯涙を浮かべて歌うんですよ。
自分が見た公演では零れ落ちることは無かったですけど毎回潤んでるのはわかりました。
それだけ役に入りきってるのがわかりますよね。


M25「あなたに会いたい(サファイア)」
その後亜麻色の髪の乙女が現れ牢獄から脱出するフランツ王子。
去り際にする投げキッスがまた・・・ねぇ?(*´Д`)(何
その後に亜麻色の髪の乙女が歌うわけですがここでは愛ちゃんがほぼ完璧に毎回歌ってましたね。



以上、半分書きました。
残りの半分はまた明日にでも(´∀`)