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メロン記念日主演ミュージカル「Girl's Knight」

夜公演見てきました(・∀・)
先に満足度を言うと80%。
個人的にはなかなか面白かったです。
面白いと言っても笑える面白さではなく、ストーリーとしてね。
ただ正直言うと子供が見ても絶対理解できない。
理解力がそれなりにある人じゃないと1回で全部納得するのは多分無理じゃないかなぁ。
そういう意味で面白かったです(^-^)
以下ネタバレ含む感想




開演18時半で、途中19時40分頃に15分の休憩を挟み、後半は21時まで。


満足度が20%足りないのは安易にメロンの曲を使ったところかな。
全部で劇中に4曲メロンの曲が入るのですが、特に一番最後の曲は正直萎えました。
せっかくラストで盛り上がった感情が薄れてしまいましたよ(^^;)


ストーリーは・・・説明するの難しいんだけど・・・


結局どういうことか見た人用に説明すると・・・



この物語は「神崎」という舞台俳優に作られたストーリーから抜け出すために劇団を壊そうと一致団結して「Girl's Knight」を演じた劇団員達の物語。


神崎は舞台俳優として、自分の作り上げた劇団を自分の思い通りにしていたかった。


貴子の父親は神埼だが、貴子が幼い頃に家を捨てて出て行ってしまう。
神崎の新しい女との間に生まれた子供があゆみ。


貴子はいつか父親(神崎)に認められたいという思いで女優になり、神崎の劇団に入団。
その結果劇団の看板女優にまで登りつめる。


ミュージカル「乙女の騎士」の千秋楽後、貴子は神崎に「海を見に行こう」と誘われ雨の中車に乗って出かける。
千秋楽後の打ち上げで酒が入ってるにも関わらずハンドルを握る神崎。
そこで神崎は貴子にこう告げた。


「劇団はあゆみに継がせる」


あゆみは貴子にとって腹違いの妹。
神崎のその言葉は貴子にとっては辛い宣告だった。


そして貴子は神崎の握るそのハンドルを掴み・・・


車は暗い海の底へと飛び込んでしまう。
その事故が原因で貴子は再びステージに立てない体になり、神崎は天に召されたのだった。


しかし、死してもなお神崎の舞台にかける執念はすさまじいものだった。
神崎はあゆみに後催眠をかけていたのだ。
生前に神崎は自分のパソコンからあゆみの携帯に電話を定期的にかける設定をしていた。
そしてあゆみの携帯には神崎からの着信があると「乙女の騎士」のテーマ曲が着メロで流れるように、そしてそれをスイッチにして自分の劇団をあゆみの手で守らせようとしていたのだ。


神崎の死後、あゆみは劇団の主催者として頑張っていたが観客は減っていくばかり。
新しい演出を取り入れてもなかなか良い評価が得られない。
そんな中次の公演でめぐみは劇団を辞めると豪語する。
めぐみは今の劇団で常に主役を演じてきた看板女優。めぐみに辞められてはこの劇団は壊れてしまう。
そんな中、あの事故以来姿を消していた貴子が現れて次の公演での製作を買って出るのだ。


そしてあゆみは次の公演に「乙女の騎士」を選択する。
神崎の最後となった公演を演じることに不満を漏らす劇団員達。
めぐみもそれを最後に辞めると言って譲らない。


・・・しかしこれは全てめぐみ達劇団員があゆみを神崎の呪縛から解放するための「賭け」なのだ。


神崎の教えに忠実なあゆみのやり方ではこの劇団は駄目になってしまう。
そのためにもう一度神崎の演じた「乙女の騎士」を自分たちでリメイクし、新たなミュージカル「Girl's Knight」を成功させることであゆみを救おうと・・・



・・・ごめん、見てない人にはやっぱりさっぱりわからん内容だわ(;´Д`)


ま、いっか、見に行った自分がわかってれば(笑)



さて、劇中で使われたメロンの曲は4曲。
甘いあなたの味
さぁ!恋人になろう!」
涙の太陽
「チャンスOF LOVE」


でも正直これらは使って欲しくなかったですね。純粋にミュージカルとして楽しむには不要です。


メンバーの演技ですが今回は村田さんがカッコ良すぎ。
他のメンバーも負けず劣らずの好演でしたがね。


ストーリー中の謎もいくつか。
前半ラストの村田さんが宙吊りになるシーン。
あの仮面の男は誰なのか?
神崎の亡霊なのか?それとも劇団員の誰かが仕組んだことなのか?


また、後半マゼンタ役の瞳が見た仮面の男は?瞳の錯覚なのか?それとも本当にそこに誰かいたのか?


うーん、やっぱり今回のミュージカルは難しい内容です(^^;)
けど難しいだけに面白い。うん。できればもう1回見てみたいかも。


4日間で終わってしまうのはなんとも残念です(´・ω・`)