BS-TBS開局10周年企画「ファッショナブル」＠ル・テアトル銀座

昼の2回目と夜の3回目公演を観劇しました。
昼は13列中央ブロック、夜は14列左サイド。
以下ネタバレ含む感想。

ちょっと辛口かもｗ
なのでこれから見る人はここから先は読まないでもらいたい（笑）

とりあえず結論を言うとそう何度も見たいっていう舞台では無い。
一応ファッションを題材に取り入れてはいますがどちらかと言うと客商売に関するノウハウと後はよくある父と娘の物語って感じ。
で、結局のところ何を伝えたいのかが定まってない気がします。
もちろん言わんとすることはわからなくもないのですが、薄っぺらいんですよね。舞台全体が。
脚本も何の捻りも無いし。
空間ゼリーってこんなんでしたっけ？
ってか空間ゼリーの舞台って俺何か見たことあったかな？？？
この舞台で泣ける人は愛ちゃんの演技にどれだけ感情移入出来てるかどうかの差だと思います。
結局は主人公の愛ちゃんばかりがフューチャーされちゃうんだよね。

確かに今の娘。の中じゃ愛ちゃんが最もデキル人だから当然なのかもしれないけどほとんどの人はもっと他のメンバーの見せ場が欲しいと思うんじゃないかな。
さゆと垣さんはかろうじてキャラが立ってるけど他はさほど差が無い気がしました。
れいなとジュンジュンは何故バイヤーの仕事をしてるのか。
絵里ちゃんは愛ちゃんと同期ならそれに纏わるエピソードは無いのか。
みっつぃーは何故垣さんを慕っているのか。
リンリンも然り。
さゆにしても何故あの店に来たのか。
それぞれのキャラの背景が全く無いからただの登場人物A,B,Cみたいになっちゃうんだよね。
よほど中島さんの方がキャラ立ちしてるでしょ。
物語に厚みが無いというかね。
ジュンジュンとリンリンに面白い台詞を言わせて笑いを取ればいい、そんな風にすら思えてくる。

LOVEセンチュリーは正に「モーニング娘。のミュージカル」って感じだったのに今はそういう風にはとても思えない。
やっぱり脚本の問題なのかね？
それとも稽古期間が少ない？
スケジュール的に余裕が無い？
でもそんな場当たり的な舞台じゃ感動も何も無いと思うんだけどなぁ。
そもそもそんな感動を求める方が間違ってるんだろうか？
だとしたら自分は随分と痛いことを書いてることになるのかな（苦笑）

とにかくこの程度の舞台ならモーニング娘。として全員での舞台は今後やらない方がいいと思います。
やるならメンバーを４人ずつでわけてモーニングタウンみたいに二つの異なる舞台をそれぞれやらせるべき。

ちなみに・・・
今回思った以上に劇中歌が多いです。
あれ？これミュージカルじゃないよね？って勘違いしそうになるくらい（笑）
それともミュージカルなんでしょうか？（ノ∀｀）
娘。の曲も青春コレクション、友、さみしい日と３曲も使ってるわけですけどね。
とりあえず冒頭の青春コレクションでは垣さんが役に入りきった状態なので全然笑顔がありません（笑）
それが逆に「何で垣さんあんなムスっとしてるんだろ？」と興味を引くのには十分効果を発揮するんですけどね（笑）

他に気付いたことと言えば・・・
JC&JK合格者の演技がなかなか上手いということ（笑）
下手したらメンバーの数名より上かもしれんね（ノ∀｀）
時間は約１時間４５分。
カーテンコール後は昼は愛ちゃんとJC&JK合格者の挨拶、夜は辰巳さんと加藤さんを除く全員が挨拶してくれました。
なので夜公演は軽いアフタートーク状態でした（ノ∀｀）
でもジュンジュンが頑張って色々話してるのに加藤さんに遮られたのはショックでした(´･ω･`)
あと愛ちゃんはカテコになると当然のように噛みまくりすぎ（ノ∀｀）

そんな感じでした。
あ、衣装がたくさん変わるのでそこはかなり見所です（笑）
個人的には今回の舞台はみっつぃーがやたら可愛いという印象です（ぉ