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D・Nプロデュース Vol.5 「夏唄日記」@全労災ホール/スペース・ゼロ

本日は梨華ちゃん出演の舞台夏唄日記を昼夜2公演観て来ました。
原爆投下の広島が舞台ということで観る前から戦争をテーマにしたものであることは容易に想像出来たので面白おかしいものではないなというのはわかっていたことなのでそういう気持ちで観劇してきたわけですが・・・
昨日の矢島さんのブログにあったのと近い感想を抱きましたかね。
約2時間半休憩なしの舞台ですが思った以上に登場人物も多く最後まで見応えはありました。
もちろん色々言いたいことはありますがとりあえず昼見終わって思ったことは「しずくと友達になりたい」です(何


ちなみに昼公演では柴ちゃん、まこ、キャプテンが観劇し、夜公演ではヤンタン終わりの愛ちゃん、さゆとみっつぃーが来てました(´∀`)


では以下ネタバレ含む感想。




昼は最前中央、夜は2列ちょい右で観劇。
夜は右隣のヲタが汗臭くて辛かったです(泣)


ストーリーは両親を殺害した少年が刑期を終えて刑務所から出てきて、アパートに帰ったら荷物の中におばあちゃん(梨華ちゃん)の日記が出てきてそれを読んだら戦時中のことが書いてあって・・・という話。


で、物語に関してですが・・・
まぁ言わんとしてることはわかる。
この時期終戦記念日も近いですし過去の戦争という愚かな行為があっての今の平和があるんだということを人は決して忘れてはならない、そういう意味では当時の様子を改めて再認識出来てとても良い舞台だと思います。
ただ・・・両親を殺した少年の存在意義がイマイチ伝わり難い。
ぶっちゃけこういう内容ならムショから出てきた犯罪者に見せる舞台じゃないのか?みたいなね(^^;)
「人を殺してどうして自分は生きてしまうんだろう?」みたいな台詞がたくさん出てきましたがそんなの知ったこっちゃないですよ。
そもそも岡田少年が何故両親を殺害に至ったのか?その背景が全く描かれていないので少年に対する感情移入が全く出来ないんですよね。
電車に揺られてると思ったらいきなり殺害っておかしいでしょ?(苦爆)
日記を最後まで読み終わった後も結局死んでしまいたいとか言っててえ?何も変わってなくね?って拍子抜けしたし。


戦時中の話に関しては当時の生々しい様子がわかりやすく表現されていてとても良かったと思います。
足りなかったのは光子(梨華ちゃん)が慰問歌手として神風特攻隊の前で歌うシーンかな。
そもそも慰問歌手という設定ながらそれで歌う場面が無いってのは如何なものかと。
歌の先生がIZAM演じる夏彦先生なんだけどそこでのレッスン時の歌がすごく良いだけにもっと聴きたいって気にさせられるよね(´∀`)


その梨華ちゃんですが冒頭から涙を流しての迫真の演技でここは流石だなって思った。
しかも広島弁梨華ちゃんがめちゃくちゃ可愛いし(*´∀`)
逆にIZAMさんは滑舌が悪すぎるw
ちょっとそこちゃんとちゃんと喋ってよ!って思う場面が何度もありました(^^;)


トオルちゃんは相変わらずいい味出してますね(´∀`)
コミカルな演技で笑いを誘うところは流石です。
その妹役の滝ありささんも良いですね。


でもこの舞台で一番感情移入できたのがしずく役の稲村優奈さん(´∀`)
ホントに友達になりたいですw簪が必要だなwww


その他気づいたこと・・・
基本的に出演してる女優人は綺麗な人が多いって印象(ノ∀`)
あくまで個人的にですけどねw


原爆投下のシーンは正面のライトが一斉に光って最前にいるとライトの熱をモロに感じてリアルに被爆した気持ちになるのでリアリティがあって良い(笑)


夏彦先生が光子に話す横浜の磯子の10歳の歌手とは美空ひばりのことです。これ豆知識な(´∀`)


夜公演で被爆トオルちゃんが友文君のことを「ともなり君」って思い切り名前間違えてた(^^;)



そんなもんかなぁ。
確かに「面白い」っていう舞台では無いので一度か二度見れば十分の内容だとは思います。
自分はあと1日の夜公演を観に行きますけどね。
ハロコンとどっちにしようか迷いもしましたがなんだかんだ言っても東京千秋楽だしね。
梨華ちゃん可愛いからやっぱり観に行きます(笑)