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私の頭の中の消しゴム@天王洲銀河劇場

http://keshigomu.info/
愛ちゃんが出る夜公演を観劇してきました。
結論から言うといろんな人に是非観て頂きたい。
朗読劇というものがどんなものかという興味本位で観に行ったわけですが、期待以上のものを見せてくれました。
舞台観劇であんなに号泣するのはいつ以来だろうか?
とにかく良かったです。
公演時間は約2時間休憩なし。
ですがあっという間に感じました。


以下ネタバレ含む感想。



出演者は佐々木喜英さんと愛ちゃんの二人のみ。
佐々木さんってのはテニミュとか出てる役者さんなんですね。
この二人の馴れ初めから結婚生活へと二人の日記をそれぞれ読み進めていく・・・というスタイルで物語りは進みます。
基本は二つの椅子にそれぞれ座って朗読をするわけですが所々立ち上がって入れ替わったりちょっとだけ実際に演技するシーンもあります。
話が進むと二人の間に色々な問題が。
その困難にどう向き合うべきか二人は苦悩します。
その中での演技というか・・・台詞の感情の高ぶりようは物凄いものがありました。
特に愛ちゃん。新ためて愛ちゃんのポテンシャルの高さを見せ付けられました。
涙はもちろんのこと鼻水が出ても一切動じずに感情のままに絶叫するシーンは鬼気迫るものがありました。
クライマックスでは会場内の至るところからすすり泣きが聞こえてきます。
もうね、とても切なくて切なくて本気で泣けます。・゜・(ノД`)・゜・。
今回3階のBOX席で観たんですけど自分以外そのBOXには誰もいなかったので逆に助かりました( ´Д⊂


更にネタバレすると・・・愛ちゃんはアルツハイマーでどんどん痴呆症になっていって最後には彼のことがわからなくなってしまうわけですが・・・
途中壁に貼ったメモが彼のことを忘れる度にどんどん剥がれ落ちていくシーンがあるんですけどそこがすげぇ悲しくて鳥肌たった( ´Д⊂
ってかあれどうやって落ちるようになってんだろ・・・すごい演出だよね。


朗読劇とは言うものの学生時代に教科書を朗読した、あんなのをイメージしてたら駄目です。
ひとつの舞台としてしっかり成り立っています。
物語自体が切ない話なんだけどそれをあそこまで表現出来る二人に終演後は割れんばかりの拍手が巻き起こりました。
もし自分が最前に座ってたら間違いなくスタオベしてたね。
それくらい良かったです。
愛ちゃんは
・9月11日(土) 19時〜 佐々木喜英×高橋愛モーニング娘。」
・9月16日(木) 14時〜 佐々木喜英×高橋愛モーニング娘。」
とあと2回出番がありますので興味のある方は是非観て下さい!